いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
以前のブログで、登記事項証明書(登記簿謄本)についてご紹介しましたが、今回はその具体的な記載内容についてです。
登記事項証明書は以下の4つの項目に分かれています。
・表題部
・権利部(甲区)
・権利部(乙区)
・共同担保目録
〇表題部
不動産の基本的な情報が記載されている欄です。
土地の場合は、所在地、地番、地積(面積)、地目などが記載され、建物であれば、所在地、家屋番号、構造、
床面積、建築年月日などが記載されています。
〇権利部(甲区)
権利部は甲区と乙区の2つに分かれています。
甲区では、所有権に関する事項が記載されており、今現在の所有者についての情報や、過去の所有者を調べる
事ができます。
そして、売買・贈与・相続など、所有権が移転した「原因」と「移転年月日」が記載されています。
〇権利部(乙区)
所有権以外の権利が記載されており、住宅ローンなどを組む際に金融機関が設定する「抵当権」や「根抵当権」が
記載されます。
その他にも、他人が自分の土地を利用する際に設定される「地役権」などもあります。
〇共同担保目録
ひとつの債権に対して、担保になっている不動産の一覧です。
例えば、住宅ローンを借りた際に「土地」と「建物」が担保となっているのを確認することができます。
表題部は土地家屋調査士が、権利部は司法書士がその専門家となります。
不動産については、聞き馴染みのない用語が多く、難しく感じられるかもしれませんが、
疑問に思われることはお気軽にご相談ください。
ご来店、お問い合わせをお待ちしております(*´ω`*)