いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
4月から新しい環境での生活がスタートして1ヶ月ほどがたち大型連休明けのころ、心身にさまざまな不調が現れて
くるのが“五月病”です。みなさん体調の変化はございませんか?(>_<)
五月病は正式な病名ではありませんが、医学的には「適応障害」と診断されることもあるそうです。
特に今年は、5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行されたことで、生活が大きく変化
する影響もあり、例年よりも症状に悩まされるケースも多いというニュースを目にしました💦
生活リズムを整えたり、ご自分に合ったストレス発散法やリラックス法を見つけることが大切ですね(*´ω`*)
不動産用語についてのブログですが、今回は公図(こうず)についてです。
公図とは、法務局に備え付けられている図面で、土地の位置や形状を確定するための法的な図面です。
公図の「分類」の欄には「地図(法第14条第1項)」と書かれているものと「地図に準ずる図面」と書かれている
ものがあります。
「地図(法第14条第1項)」とは、不動産登記法第14条第1項に規定される図面のことです。
立会いや測量を行って作成された地図のことで、土地の面積や距離、形状、縮尺ともに正確性が高く、境界を一定
の誤差の範囲内で復元可能な図面です。
「地図に準ずる図面」の多くは、明治初期の地租改正図に起源をもつ図面であり、古い時代に作成されたものです。
したがって、土地の面積や距離については正確性が低く、精度が十分ではありません。
土地の配列や形状の概略を記載した図面とされていて、おおよその土地の位置、形状、面積、隣接地との関係等を
知ることができます。
国は、精度の低い「地図に準ずる図面」を精度の高い「地図(法14条地図)」に変えていこうとしていますが、多く
の時間と費用がかかります。そのため、地図が整備されていない日本の土地の大部分については、形状や位置関係を
示す図面として、「地図に準ずる図面」が今でも用いられているのが現状です。
不動産については、聞き馴染みのない用語が多く、難しく感じられるかもしれませんが、
疑問に思われることはお気軽にご相談ください。
ご来店、お問い合わせをお待ちしております(*´ω`*)