セントレアを出発し、羽田空港にやってきました。
こちらはセントレアよりもずっと巨大な建物になっていますが、1964年に竣工された初代ターミナルの設計から、
株式会社松田平田設計様が60年以上にわたって携わっておられます。
また、第3ターミナルについては、3社で構成された羽田空港国際線PTB設計共同企業体による設計です。
こちらの空港も、日本建築家協会優秀建築選をはじめ、数々の賞を受賞されています。
第1ターミナルは「陸」、第2ターミナルは「海」、そして第3ターミナルは「空」とそれぞれテーマがあります。
私が利用した第3ターミナルは、海に囲まれながらも、季節の変化にも恵まれていて豊かな水の国、日本を表現しており、
3階出発ロビーの大屋根の形は、秋になると高い空に架かる筋雲の空のイメージ、構造的には懸垂曲線になっていて、
富士の裾野の輪郭線を暗示するデザインとし、大屋根に光の切れ目を作り出して、雲の間から光が落ちる光柱という
気象現象のような演出が施されています。
※懸垂曲線とは、ロープなどの両端を持って垂らしたときにできる曲線のこと
エスカレーターの部分は吹抜で太陽光が降り注ぐ開放的な空間になっていました。
自然豊かな日本を表現した羽田空港を乗り継ぎ地として、今度は国際線に乗り出発です。
到着地はどんな空港なのか・・・楽しみです(*^-^*)