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日差しが照り付けていたかと思うと、急に大雨が降りだしたり・・・
不安定なお天気の日が続いていますが、体調を崩されてはいませんか?💦
日常的に適度な運動をおこない、適切な食事、十分な睡眠をとるように心がけたいですね。
体調管理をすることで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です(>_<)
不動産用語についてのブログですが、今回は測量図の種類についてです。
土地の売買をするときや土地に建物を建てるとき、土地を相続するときなどに測量図が作成されます。
測量図面には「地積測量図」「現況測量図」「確定測量図」という3つの種類があります。
〇地積測量図
地積測量図は地積(土地の面積)の測量結果を明らかにする公的な図面で、法務局(登記所)に備え付けられ
ています。
土地家屋調査士という国家資格を有する専門家が作成します。
地積だけではなく、土地の形状や隣地との位置関係、境界標の位置、地積の求積方法なども確認できます。
ただし、どんな土地でも地積測量図が備え付けられているわけではありません。
また、登記された時期が古いと測量の精度が低く、現在行われている方法で改めて測量したものと比較すると
差がみられることもあります。
〇現況測量図
土地の「現況」を測った図面です。土地所有者が認識している境界に基づいて、土地家屋調査士や測量士が現
地にある境界標やブロック塀など、境界と思われるポイントを調査・測量し、図面にしたものです。
隣地の所有者や公道との境界立ち合いは行わずに作成されます。建物を新築する際など、土地の大まかな面積
を知りたい場合に使用されます。
〇確定測量図
確定と名がついている通り、明確に決まった境界を示した図面です。現況測量図を基にその土地に隣接してい
る全ての所有者との立ち合いを行います。隣地の所有者だけでなく、土地が接している道路の所有者である公
道所有者(国や地方公共団体)とも立ち合いを行い、すべての境界が確定されます。
また境界線が明確になった後は、隣接地所有者と土地所有者がお互いに「境界確認書」と呼ばれる書類に署名
と捺印をすることで、確定測量図が正式な図面として成立することになります。
地積測量図は公的書類なのに対し、確定測量図は、所有者が土地家屋調査士に依頼して作成してもらう書類で
す。
不動産については、聞き馴染みのない用語が多く、難しく感じられるかもしれませんが、
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