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不動産用語についてのブログですが、今回は「新築の定義」についてです。
新築住宅とは、「建物が完成してから1年未満」で「過去、誰も入居したことがない」という2つの条件を満たして
いる物件のことです。
どちらか1つでも欠けたら、「新築」とは呼べません。
住宅においては新築と中古が法律によって明確に区別されています。
新築住宅は未入居かつ建築後1年未満でなければならず、誰かが1日でも入居した場合、または、未入居のままでも
1年以上経過した時点で新築と表記することはできません。
建築後1年未満であっても、その物件に入居があった場合には、新築物件ではなく中古物件として扱われます。
新築はあくまでも「未使用の状態」であることが条件となるため、一度でも入居者がいた物件は「築浅物件」と表記
されることが多いです。
物件の正しい完成日は、検査済証に記載されている日付となります。新築と呼べる期間は、行政が行う建築確認手続
きの完了検査が終わり、検査済証が発行された日から計算して1年未満です。
新築物件とは別に、「未入居物件」と表記されている物件を見かけたことがある方も多いと思います。建築後1年以上
が経過すると、住居完成後から入居者がいない場合であっても「新築」として表記することができなくなります。
その場合、「新築物件」ではなく、「未入居物件」と表記されることが一般的です。
不動産については、聞き馴染みのない用語が多く、難しく感じられるかもしれませんが、
疑問に思われることはお気軽にご相談ください。
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