
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
以前のブログに引き続き、カーテン(ウィンドウトリートメント)の具体的な種類と特徴についてご紹介いたします。

縦型ブラインドは、スラットと呼ばれる長細い帯状の羽を左右に開閉する製品です。
床や天井の面に垂直(Vertical)になっていることから「バーチカルブラインド」とも呼ばれます。
最近ではSNSやインテリア特集でも見かけることが増え、住まいの印象をモダンに引き締められるアイテムとして
注目を集めています。
縦型ブラインドはまっすぐなラインが天井へと目を引き、空間を縦に引きのばす錯覚を与えます。
そのため、お部屋を広く見せる効果が働き、開放感あふれる空間に演出できます。
規則的に並ぶルーバーは、それだけで整然とした美しさがあります。
端にあるバトンやコードでスラットの角度を調整することで、プライバシーを保護しながら光を取り入れることができ
る点は、横型のブラインドと同じですね。
微妙な調整や採光の角度も好みによって変えられ、カーテンよりも高い自由度を誇ります。
また、スラットが縦方向のためホコリが溜まりにくいことなども人気の理由です。

バーチカルブラインドの素材には、ファブリック(布)・ポリ塩化ビニル・木・アルミがあります。
一般的な横型ブラインドはアルミの素材が多いですが、バーチカルブラインドはファブリック素材が主流です。
ファブリック素材は種類が豊富です。シンプルな無地が多いですが、光沢感のある生地、柄物、レース素材など様々な
デザインがあり、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
また、布製ならではの柔らかな質感も好まれる理由のひとつです。

バーチカルブラインドは、大きな窓に使われることが多いです。
上下に昇降する商品は、生地を「持ち上げる」動作になるため、大きな窓になればなるほど力が必要になりますが、
横方向に開閉する縦型ブラインドは、窓が大きくなっても必要な力にさほど差はありません。
窓から出入りする場所では、横方向に開けられる方が使い勝手が良いこともあり、掃き出し窓によく使われています。
また、リビングの上に吹抜があり、大きな窓が縦に並んでいる場合なども、ブラインドの縦ラインが強調されるので、
より窓が映えます。