いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
以前、建蔽率(建ぺい率)についてお伝えしましたが、今回は容積率についてです。
住宅を建てるには、建蔽率と容積率の両方の基準を満たす必要があります。
容積率は、敷地面積(建物を建てる土地の面積)に対する延べ床面積の割合です。
延べ床面積とは、それぞれの階の床面積の合計のことをいいます。
2階建のお家で、1階が50㎡、2階が45㎡の場合の延べ床面積は95㎡となります。
敷地面積100㎡の土地が容積率200%と定められている場合、延べ床面積200㎡までの建物を建築することが可能
です。ちなみに、吹き抜け、バルコニー、ロフト、地下室などの一部は延べ床面積に含まれません。
容積率は市町村ごとの都市計画で定められていますが、敷地の前面道路の幅によって変わることがあります。
また、「土地が狭いからその分4階建てにして部屋数をたくさんとりたい」とご希望されたとしても、
実際には建てられる建物の高さが決められているケースもあり、どのエリアであっても容積率の限界まで建てら
れる訳ではないことに注意が必要です。
不動産については、聞き馴染みのない用語が多く、難しく感じられるかもしれませんが、
疑問に思われることはお気軽にご相談ください。
ご来店、お問い合わせをお待ちしております(*´ω`*)