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不動産用語についてのブログですが、今回は抵当権設定登記についてです。
マイホームを購入される際、多くの方は銀行や信用金庫などで住宅ローンを組みます。
住宅ローンは、住宅の購入に特化した融資で、他の一般的なローンと比べても金利が低く、35年などの長期に渡
る返済を行うのが特徴です。
通常は住宅ローンを組む際にも審査があり、借りる側の年収や勤続年数、健康状態などで判断されます。
無事に審査が通れば、住宅ローンを組むことができますが、このとき債権者である金融機関は債務者が購入した
住宅に抵当権を設定します。
抵当権とは、不動産を担保にして優先的に弁済を受ける権利のことをいいます。
住宅ローンを組んで不動産を購入した場合、金融機関は借主がローンを返済できなくなった際に備えて、その不動
産に抵当権を設定します。
万が一、ローンを返済できなくなると、抵当権が設定された不動産は金融機関によって競売にかけられ、買受人が
支払った売却代金は強制的にローンの返済に充当されることになります。
この抵当権を設定して権利を明らかにする登記が抵当権設定登記です。
抵当権設定登記は、住宅ローンの借入実行日と同日に行います。
専門的な知識が必要で、手続きも煩雑なため、登記の専門家である司法書士に依頼するのが一般的です。
以下は抵当権設定登記の申請が必要になる代表例になります。
・住宅ローンを組む場合
・マンションやアパートを購入し、不動産投資をする場合
・事業資金を得るため不動産を担保に融資を受ける場合
・住宅ローンの借換えをする場合
不動産については、聞き馴染みのない用語が多く、難しく感じられるかもしれませんが、
疑問に思われることはお気軽にご相談ください。
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