glass+wood
OFFICE |
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場 所 | 滋賀県甲賀市水口町 |
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工 期 | 2013年9月~2014年6月 |
構造規模 | 木造2階建(HS金物工法) | 敷地面積 | 230.79㎡ |
建築面積 | 84.96㎡ |
延床面積 | 169.92㎡ |
木とガラスに囲まれたゆるやかなオフィス空間 |
敷地は滋賀県甲賀市、京都と名古屋を結ぶ大動脈である国道1号線に面した比較的にぎやかな場所です。建築主からは、交通量の多い道路からの視認性を意識した「看板のような建物」となることを求められました。 用途としては、1階が美容室、2Fが不動産業を営むビルオーナーのオフィスで、屋上には全面をウッドデッキとして利用できるテラスを設けました。 構造は、2階建てということもありエネルギー消費や環境への配慮から木造(金物工法)を選択し、各階共に南側に臨む山々の環境をできるだけ内部に取り込めるように全面をガラス張りとし、木造で重要な耐震要素となる筋違はあえて露出させデザインの一部となるよう計画しました。 外壁には無垢のレッドシダーを用いて素材感を出し、外から見ると木の塊が2つ宙に浮いたようなファサードとしています。 内部は、床にセランガンバツフローリングを使用し、ガラスを介して庇を兼ねたバルコニーとあいまいに繋がります。天井には重量の関係からレッドシダーを用い、同じく外部とあいまいに繋がります。 非常に交通量の多い国道1号線に対して建物全体が看板の役割を果たすと共に、軒先を設けることで内部と道路の関係を緩やかにしています。屋上も全てセランガンバツのデッキとし、部分的にガルバリウムの花壇を設けました。周りの山々を眺めひと時くつろぐ事で仕事の疲れを癒すことができるでしょう。 |